パーソナルダイエットジムを流行させた大手ダイエットジムのライザップは全国各地に点在します。海外にまで広がっていて、某CMでもおなじみですね。とても高額で結果にコミットすることで有名ですが、その後にリバウンドをしてしまう、という噂もあります。その理由について解明していきたいと思います。
ライザップダイエットをした芸能人がリバウンドする理由
まずは、芸能人がライザップでダイエットに成功したCMを見てすごいなあと漠然と思いますよね。そこでライザップという名前を認識することだと思います。2ヶ月で平均10kg程度ダイエットできるのですから本当にすごいことだと思います。
ですが、その後2ヶ月もすると、その芸能人が元に戻っている、または痩せた当初よりふっくらしている、という印象を受けたとしたら、ライザップでダイエットに成功したんだ!という純粋な驚きが、もしかしてリバウンドしたんでは?ライザップのダイエットは無理やりで期間が過ぎたらリバウンドするようなダイエットなのでは?と怪しんでしまうことでしょう。これがライザップでリバウンドが怪しまれる理由の一つだと考えます。
ですがこれには理由があるのです。確かに頑張って芸能人の皆さんもダイエットに励んだはずです。ですが、これには二つの理由が考えられます。
お金を払ってまで痩せたいのか
芸能人の皆さんのダイエットは、お仕事です。お金をもらってのダイエットです。痩せるまでが契約であり、その後は関係ありません。なので契約の2ヶ月は効果を出すために頑張るので、あんなに素晴らしい結果が出るのですが、その後の生活自体は以前と変わらない生活に戻してしまうので痩せ続けることができないのだと思います。
お仕事としてダイエットをする芸能人のリバウンドはやむを得ないのかもしれません。その中でも、佐藤仁美さんはいまだにキープできていますね!本当に痩せたかったんでしょうね、その意志があることが大切なんだと思います。
ライザップは高額ですから、一般の痩せたい人は意を決して高額な料金を支払って取り組むからうまく行きますし、続けることができるのだと思います。そこに強い意志があるからこその高額でのチャレンジですし、せっかくそんな決断をしたのに失敗するわけにはいかないという背水の陣感もあります。リバウンドを回避するには、絶対に痩せてこれからの人生を生きたいという固い意志が必要なのです。
キャラクターの推移の必要性
また、芸能人の場合はダイエットはお仕事のうちで結果を出せて完了ですが、その後の痩せた体型が、求められているキャラクターに合わない場合はお仕事が減ってしまいます。ぽっちゃりしていてこそのお仕事というのもあると思うんです。その場合、ダイエットは邪魔になってしまいます。そういうことも、芸能人のライザップダイエットがリバウンドしてしまう理由の一つと考えられます。
ライザップのリバウンドはハードさが理由?
ライザップのリバウンドの噂は本当なのか、その理由はなんなのか考えた時に、ライザップはきゅうりとささみしか食べられない、チョコを食べて叱られた、などと聞いたことがありませんか。パーソナルダイエットはトレーナーも痩せさせてあげたい一心で熱が入り過ぎてハードになりがちですが、ライザップでもそうなのかもしれません。やはりダイエットするには苦しい思いをしなくてはならないのでしょうか。
ですが実際にライザップのリバウンド率は全体の7%だそうです。思ったより少なくありませんか。しかもライザップはそのリバウンドの噂を払拭するためにリバウンド保険付きのダイエット、ボディマネジメントプログラムという体を維持し続けることに特化したプログラムも導入してリバウンド0%を目指しています。
ボディシェイプ後に月2回のトレーニングと月1回の食事相談がついてくるプログラムだそうで、2ヶ月のダイエット期間の後もフォローしてくれるシステムになっています。これなら安心ですね。
また、実際に体験してみた人のブログ等から推察すると、食事管理もそれほど厳しいものではなく、ましてや主食がきゅうりなんてこともなく、糖質を全カットするのは危険とすら教えてくれるそうです。
チョコレートも食べたくなったことを相談すると似た満足感で栄養はあるソイジョイやプロテインの代替えを勧めてくれたり、どうしても外せない会食の時は糖質、脂質の吸収を抑えるサプリの試供品などで難を逃れる方法を教えてくれたりしたのだそうで、食事で我慢する、という経験もなく過ごし痩せることができたそうです。
https://m-ochiai.net/rizap/
サプリやプロテインも、普段の食事で補えない、または過剰などの場合にのみにおすすめするそうで、無理に押し売りしてくることももちろんないそうです。トレーニングもトレーナーは一生懸命励ましながら応援してくれ、ハードに追い込んでくるトレーナー教育ではないですし、食事に関しても、トレーニングに関しても、リバウンドの実態に関しても、明確な理由があるわけではなく根拠のない噂のようですね。
ライザップでリバウンドしないのは食習慣の変化が本当の理由
ライザップの食生活は基本的に低糖質です。そして「朝軽く、昼はしっかり食べて、夜は朝より軽く」というのと「21時以降はあんまり食べない」の2点が重要とのことでした。ライザップ流の食生活では、食事は我慢よりも選択、糖質との付き合い方を整え、筋肉を鍛えながらの基礎代謝を意識して行うダイエットです。
食べないダイエットで基礎代謝を下げてしまうことによって起こるリバウンドを防ぎ、ダイエット期間終了後もライザップで得た知識と経験を活かしながら食習慣や運動週間、生活習慣をダイエット前の生活からライザップ流に変化させていくことによって、キープする、または見た目の理想に近づける、さらに減量することも可能になります。それを見越しての指導をライザップでは受けることができます。
2ヶ月のダイエットで経験したライザップ流の食事と運動の習慣が、体型と健康を維持するための生活習慣として定着することが、生涯にわたってリバウンドしない体を作れる理由なのです。
ライザップでリバウンドしない理由は意識の改革が大切
ただ、残念ながら7%ですが少なからずリバウンドしてしまう人もいるのがライザップの現状です。これを明確に数字化している他のダイエットジムがないので比較することが難しく、多いのか少ないのか個人的な心象になってしまうのですが、やはり、2か月頑張って痩せたからと言って、2か月前の痩せる前の食習慣、生活習慣に戻ってしまうことがリバウンドしてしまう理由です。張り切ってがんばったことにより反動が起きたり、メンタルの面でダイエットしきれなかったという状態です。
運動においても、ライザップに通うことだけが運動だった場合、ライザップに行かなくなったら運動週間は無くなってしまいます。消費カロリーは減るのに、摂取カロリーが変わらない、もしくは増えたとしたら、それもやはりリバウンドしてしまう理由になります。ダイエットをイベントではなく、生涯の健康な体作りのために必要な知識として生活に取り入れることができれば、ダイエットは成功するのでしょう。
ライザップは高額です。ですが、たった2か月で体が変わり、意識まで変わり、食習慣、生活習慣まで変えることができれば、得るものも大きいと思います。2か月を単に体重を減らすためだけの時間と捉えず、生涯健康的に生きていくための勉強と受け止めてプログラムに挑むことが、ライザップのリバウンド0のダイエットが成功する理由です。